SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、2015年9月に開催された国連サミットにおいて決議された、持続可能でよりよい社会の実現を目指す国際社会共通の目標です。17のゴールと169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。
かりゆしホテルズではSDGsにおいて、環境配慮型エネルギーの構築や海洋環境保護、地域貢献、地産地消、人材育成など、積極的に取り組んでおり、地域性及び環境への関連を考慮し、地球・沖縄の豊かな自然や環境を未来の子供たちに残すため、今私たちが出来る持続可能な具体的な取り組みを実施して参ります。
近年、地球規模で環境破壊が進んでおり、温暖化防止への取組みが世界各国で喫緊な課題となっております。当社といたしましても、環境にやさしいホテルづくりを掲げ、省エネを始めとする環境活動に取り組んでおります。「沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ」では、環境省が策定した『エコアクション21認定』を沖縄県で初、また全国のホテル・旅館業でも先駆けて平成16年11月9日に取得いたしました。またSDGsの取組みとして、エコアクション21の活動は高く評価されており、当ホテルは今後も地球温暖化防止と循環型社会の構築に向けて、当社に何ができるのか常に考え実践して参ります。
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパでは、環境省が策定した『エコアクション21認定』を平成16年11月9日に取得いたしました。
当社はホテル業として二酸化炭素排出量の削減、廃棄物排出量の削減、総排水量の削減及び生ゴミのリサイクル等により、事業活動に伴う環境への負荷を削減する為、以下の事項を取り組んでおります。
①二酸化炭素排出削減に対する取り組み
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパでは、沖縄県リゾートホテル初となる横置LNGサテライトを導入。燃料として「液化天然ガス(LNG)」を使用してるので二酸化炭素排出削減にも大きな効果があります。
LNGサテライトから供給される液化天然ガスをエネルギーとして活用できるガスコージェネを導入。また、発電によって発生した排熱は熱交換器を通して、温水プール等に使用されます。
脱炭素社会の実現に重要な再生可能エネルギー(再エネ)の普及拡大に伴い、ホテル内一部の駐車スペースにEV車充電器「ENECHANGE」を設置。 当ホテルご宿泊のお客様、日帰りでお越しのお客様も「EV充電エネチェンジ」をご利用いただけます。
②水質資源に対する取り組み
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパでは中水施設を導入し、客室の便所洗浄水や社用車の洗車に使用しています。
③自ら生産販売、提供する製品及びサービスに対する取り組み
かりゆしファームでは、人体と環境にやさしい無農薬栽培を行い、ホテル厨房にいつでも新鮮な野菜を届けております。
④食品ロスや廃棄物に対する取り組み
料理の取り皿を小さくし食べ残しを少なくする工夫をしています。
⑤廃棄物に対するする取り組み
連泊のお部屋はエコ清掃を実施。(タオル類の交換とゴミの回収のみ)
※4泊目には通常清掃を実施
プラスチック製品の削減に対する取り組み
プラスチック製品の削減を目的に、客室にはシャンプー・コンディショナー・ボディーソープ・タオル類のみを設置し、アメニティが必要なお客様には必要な分だけお持ちいただきご使用いただける「アメニティステーション」をフロントロビーに設置。
レストランでは、プラスチックストローに比べて処分がしやすい紙ストローを使用。
また洗浄することにより繰り返し使えるエコ箸を使用。
社会貢献活動の取り組み
毎年4月、新入社員の研修プログラムとして、地元関連企業にも協賛をいただき恩納村真栄田美崎からかりゆしビーチまで約25kmの東シナ海沿いを徒歩による空き缶広いを開催。
2008年より、国際サンゴ礁年に賛同し、かりゆしビーチにおいてサンゴ植え付け活動を展開。またサンゴ保全活動の取り組みを多くの人に知ってもらうため、2024年にかりゆしビーチ施設内に「かりゆしサンゴパーク」を開設。
沖縄かりゆしビーチリゾート・オーシャンスパ敷地内にある、色鮮やかな木に草花、たくさんの珍しい生き物たちが暮らす「かりゆしの森」では、地域貢献活動の一環として地元の幼稚園児や小学生にかりゆし森トレッキングを招待しています。